何もしなくてもピカピカだったお肌も年齢とともに少しずつ翳りが見え始めるのが30代です。
これから少しずつ歳を重ねるあなたへ、いつまでも美しい素肌でいたいですね。
今回は、20代から8年間某大手化粧品会社で美容部員として働いていた私から、ちょっとしたアドバイスを紹介します。
大人の女性におすすめのメイクテクニック
30代・40代のための基本メイクの仕方
30代・40代の女性に適したメイクの基本は、自然な美しさを引き出すことです。肌の質感を大切にし、ナチュラルで洗練された印象を作り出すことが重要です。
- スキンケアを丁寧に行い、肌の状態を整えます。
- 薄づきのファンデーションを使用し、カバー力が必要な部分のみコンシーラーで補います。
- ナチュラルな色味のアイシャドウを選び、目元に立体感を出します。
- チークは頬の高い位置にのせ、自然な血色感を演出します。
- リップは落ち着いた色味を選び、唇の輪郭をぼかして塗ります。
シーン別メイクのやり方
シーンに合わせたメイクは、その場の雰囲気に溶け込み、自信を持って過ごすための重要なポイントです。
- オフィスメイク:
- ナチュラルで清潔感のある印象を心がけます。
- アイシャドウは薄めのブラウン系、チークは控えめに。
- リップは肌なじみの良いピンクベージュがおすすめです。
- パーティーメイク:
- 目元や唇にアクセントをつけ、華やかさを演出します。
- ラメ入りのアイシャドウやボルドーリップなど、普段より少し大胆に。
- ハイライトを使って顔立ちを立体的に見せます。
- デイリーメイク:
- 肌の透明感を活かし、ナチュラルな仕上がりを目指します。
- BBクリームやティントリップなど、軽やかなアイテムを使用。
- マスカラでまつ毛を強調し、目元に抜け感を出します。
大人っぽい印象を与えるメイク法
大人っぽさを演出するメイクのポイントは、洗練された印象と自然な美しさのバランスです。
- アイブロウは太めに描き、顔全体の印象を引き締めます。
- アイラインは目尻を少し長めに引き、優雅な印象に。
- チークは頬骨の高い位置にのせ、シャープな印象を作ります。
- マットリップを使用し、落ち着いた大人の魅力を演出します。
- ハイライトを使って、顔の立体感を強調します。
初心者でもできる簡単メイク
初心者向けのメイク道具の選び方
メイク初心者が道具を選ぶ際は、使いやすさと汎用性を重視しましょう。
- ファンデーション:
- リキッドタイプが初心者には扱いやすいです。
- 色選びは重要なので、店頭でテストすることをおすすめします。
- アイシャドウ:
- 4色程度のパレットから始めると良いでしょう。
- ベージュ系の色が使いやすく、失敗が少ないです。
- マスカラ:
- セパレートタイプを選ぶと、まつ毛が束になりにくいです。
- ブラウンカラーは自然な仕上がりになります。
- リップ:
- リップクリームタイプから始めると、色の調整がしやすいです。
- 自分の唇の色に近い色を選ぶと失敗しにくいです。
5分でできる時短メイクテクニック
忙しい朝でも簡単にできる時短メイクのポイントをご紹介します。
- 化粧下地とファンデーションを混ぜて一度に塗ります。
- クリームチークを頬と唇に使用し、2つの工程を1つにまとめます。
- アイシャドウは単色で、指で塗るだけにとどめます。
- マスカラは上まつ毛のみにつけ、目元に抜け感を出します。
- 眉毛は、眉マスカラで形を整えるだけにします。
ナチュラルメイクの基本とポイント
自然な美しさを引き出すナチュラルメイクの基本をお伝えします。
- スキンケアをしっかり行い、肌の質感を整えます。
- ファンデーションは薄づきのものを選び、ムラなく塗ります。
- アイシャドウは肌なじみの良い色を選び、ぼかすようにのせます。
- チークは頬の高い位置から外側に向かってふんわりとのせます。
- リップは唇の色に近い色を選び、指でポンポンとなじませます。
- 眉毛は自然な毛流れを意識して、足りない部分だけ描き足します。
印象をUPさせるリップメイク
リップの選び方と塗り方
リップは顔の印象を大きく左右する重要なポイントです。
選び方:
- 肌のアンダートーンに合わせて選びます(イエローベース・ブルーベース)。
- 普段の生活スタイルに合わせた質感を選びます(マット・グロス・クリーミーなど)。
- 季節感も考慮し、春夏は明るめ、秋冬は深みのある色を選びます。
塗り方:
- リップブラシを使用し、唇の輪郭をていねいに描きます。
- 内側から外側に向かって塗り、色むらがないようにします。
- ティッシュで軽く押さえ、余分な油分を取り除きます。
- 必要に応じて、重ね塗りをして色の濃さを調整します。
血色感を演出するリップカラー
健康的で若々しい印象を与える血色感のあるリップカラーをご紹介します。
- コーラルピンク:明るく華やかな印象を与えます。
- ローズピンク:自然な血色感を演出し、肌を明るく見せます。
- ピーチベージュ:柔らかな印象で、どんな肌色にも合いやすいです。
- サーモンピンク:温かみのある色で、顔全体を明るく見せます。
- ソフトレッド:控えめな赤色で、大人っぽい血色感を演出します。
流行りのリップアイテムレビュー
最新のリップアイテムをいくつかご紹介します。
- リップオイル:
- 特徴:唇に潤いを与えながら、自然な発色を楽しめます。
- おすすめブランド:Dior アディクトリップグロウオイル
- マットリキッドリップ:
- 特徴:鮮やかな発色と長時間のもちが特徴です。
- おすすめブランド:NARS パワーマットリップピグメント
- リップティント:
- 特徴:唇に色素が染み込むように発色し、長時間キープできます。
- おすすめブランド:ETUDE HOUSE ディアダーリンウォータージェルティント
- バーム型リップ:
- 特徴:唇に潤いを与えながら、ナチュラルな発色が楽しめます。
- おすすめブランド:Celvoke インフィニトリーシアー
- リップスクラブ:
- 特徴:唇の角質を取り除き、なめらかな唇に整えます。
- おすすめブランド:FRESH シュガーリップポリッシュ
これらのアイテムを試してみて、自分に合ったリップメイクを見つけてください。
目元を際立たせるアイメイクテクニック
アイシャドウの塗り方と色の選び方
アイシャドウは目元の印象を大きく左右する重要なアイテムです。
塗り方:
- ベースカラーを瞼全体にのせます。
- 濃い色を二重幅に沿ってのせ、グラデーションをつけます。
- 目頭や涙袋にハイライトカラーをのせ、立体感を出します。
- ブレンディングブラシでしっかりとぼかし、自然な仕上がりにします。
色の選び方:
- 肌のアンダートーンに合わせて選びます。
- 瞳の色を引き立てる色を選びます(茶色の瞳ならパープル系など)。
- TPOに合わせて、ナチュラルな色から華やかな色まで選びます。
アイライン・マスカラの使い方
アイラインとマスカラは、目元をより印象的に見せるためのアイテムです。
アイライン:
- 目を開けた状態で、まつ毛の際にそってラインを引きます。
- 目尻は少し上向きに引き、目を大きく見せます。
- 黒すぎるラインは避け、ブラウンやグレーを使うとナチュラルな印象に。
マスカラ:
- まつ毛の根元からしっかりとブラシを当て、ジグザグに動かしながら塗ります。
- 上まつ毛は上向きに、下まつ毛は下向きに塗ります。
- つけすぎに注意し、自然な仕上がりを心がけます。
まつげを美しく見せるコツ
美しいまつ毛は、目元の印象を大きく左右します。
- ビューラーでまつ毛をカールさせてから、マスカラを塗ります。
- マスカラは2種類使い分けると効果的です(ボリューム用と長さ出し用)。
- 下まつ毛にも薄くマスカラをのせ、目元に深みを出します。
- まつ毛美容液を使用し、まつ毛自体のケアも忘れずに。
- つけまつ毛を使う場合は、自然な長さと密度のものを選びます。
これらのテクニックを活用し、魅力的な目元を演出してください。
ベースメイクの仕上げ方
ファンデーション・下地の選び方
完璧なベースメイクは、メイク全体の仕上がりを左右する重要な要素です。
ファンデーション選び:
- 肌タイプに合わせて選ぶ(乾燥肌ならしっとりタイプ、脂性肌ならさらさらタイプ)
- カバー力を考慮する(ナチュラルメイクなら薄づきタイプ、フルメイクなら高カバータイプ)
- 季節に合わせて選ぶ(夏は軽いタイプ、冬は保湿力のあるタイプ)
- 自分の肌色に最も近い色を選ぶ(jawlineでテストするのがおすすめ)
下地選び:
- 肌の悩みに合わせて選ぶ(毛穴補正、くすみ補正、テカリ防止など)
- SPF付きの下地を選び、UV対策も兼ねる
- ファンデーションとの相性を確認する
毛穴をカバーするメイク方法
気になる毛穴をカバーし、なめらかな肌質感を演出するテクニックをご紹介します。
- 洗顔後、化粧水で肌を整え、毛穴を引き締めます。
- 毛穴補正下地を塗り、肌表面をなめらかにします。
- コンシーラーで目立つ毛穴を個別にカバーします。
- ファンデーションは、ブラシやスポンジで叩き込むように塗ります。
- 最後に、ルースパウダーで軽く押さえ、仕上げます。
ツヤ感を出すためのテクニック
健康的で若々しい印象を与えるツヤ肌メイクのポイントです。
- 保湿を十分に行い、肌の内側からの潤いを引き出します。
- ツヤ感のある化粧下地を使用します。
- リキッドファンデーションを薄く均一に塗ります。
- チークの上からクリームタイプのハイライトをのせます。
- Tゾーンや頬骨の高い位置
まとめ
いかがでしたか?今回は基本的なメイクのお話を紹介しました。
参考になれば幸いです。